SaaSを利用するメリットと注意点
パソコンを利用するうえで、必要となるソフトウェアにはいくつかの種類があります。中でもユーザー側、サービス提供側の双方にメリットがあるのがSaaSでしょう。
利用するユーザー側にとって、大きな特徴の一つに使いやすさがあります。SaaSは、インターネットの環境さえ整っていればすぐに使用することが可能です。専門的な技術や知識を必要としないため、初心者でも気軽に導入できるのがメリットといえます。
また、モデルによって費用に若干の違いはありますが、従量課金で費用を抑えられるのもポイントです。ユーザー側にとっての使いやすさは、ユーザーの囲い込みにつながるため、結果的にサービス提供側にも利益をもたらします。
ただし、注意すべき点もないわけではありません。特に気をつけなくてはいけないのが、システムのトラブルです。サービス提供側の管理がしっかりと行われていないと、通信障害などの問題が発生することもあります。
利用におけるセキュリティも同様に、サービス提供側の管理次第では個人情報の流出などが起こるケースもあるので注意が必要です。サービス提供側は、ユーザーが安心、快適な環境で使用できるように、新規コンテンツの開発やアップロードする業務を常時行うことになります。
さらに、問い合わせに対応するカスタマーサービスの充実も大事なポイントとなるので、専門知識を持ったスタッフを常駐させなくてはいけません。そのため、運営に手間や人件費などのコストがかかってしまうこともあります。